モック、ドイツにやってきた。
こんにちは!
私モック、現在ドイツにいます。
2019/12/3~2020/1/9で彼(ドイツ人、アリ君)のところに滞在する予定です。
旅行のように毎日何か観光や新しいことをするというよりちょっと生活に近いものがあるので、毎日の記録をアップする事はしませんが、ここで時間を過ごしていると色々思う事があるのでそんなことを書いていこうかなって思います。
状況をさらっと。
誰かの参考になることもあるかもしれないので、私の状況を簡単に述べておきます(´ー`)
【私とアリ】
*付き合って10カ月
*遠距離 ドイツのケルン⇔日本(時差7時間)
*私たちの会話は基本日本語。(私はルー大柴っぽい話し方)
*私は今年2月に約1カ月彼の元に滞在、彼は今年7月に約1カ月私と日本旅行
【アリ】
*日本に1年間留学経験有り
*日本語勉強中
*大学で働いている
【私】
*来年春からのケルンでのワーキングホリデーを検討中(来年9月で31歳)
*日本では高齢者のグループホーム勤務
*英語勉強中
*苦手なもの…英語、パーティー

ビールは嫌いと好きの間。
ま、こんなところでしょうか~
モックにとってのドイツ
モックにとってのドイツ、それはズバリ
試練。
そもそも正直私はあんまりヨーロッパって興味が無かったんですね。
今年の2月にドイツを訪れるまでヨーロッパに足を踏み入れたことが無かったので、食わず嫌いではあったんですけど、実際1カ月強ドイツで生活してみて思ったのは、あー大体予想通りだな、と。(笑)
っていうのは、まず町がキレイすぎる。(笑)
アジア好きなモックにとってはなんだか物足りない…
あとルールというか、こうあるべき、みたいなものがありすぎる。
なんか日本にいるのとそんな変わらないんですよね。
秩序があって町がキレイに保たれて安全で…
これはすごくいいことなんだけど、それによる息苦しさもある。

ケルン大聖堂
それから…
何より、モックは欧米人がこわい。
腹の中で何考えてるのか分からない。
これは偏見かもしれないけど、ゲストハウスや旅先で欧米の人と出会っていく中で少しずつ私の中に積もっていった感情。
初めて欧米の人と接したときにはこんな感情1ミリも無くて、ただ仲良くなりたいって純粋な気持ちだけだったんだけど、時が経ち、気が付いたらこうなってた。
これは2月に滞在してみても何故かぬぐい切れないものがあった。
ちなみにこんな調子な私なので、ヨーロッパ人のパートナーが欲しいとかほんと1ミリも思ったことなかったんですよね。同僚なんかに話すと「かっこいい」とか言われるんですけど当の本人はさっぱり…
むしろ宗教・文化・思考、本当に差があるし(これは多かれ少なかれ、ヨーロッパに限らずあることだけど)この中にはきれいごとで埋められない差もあると思っているので、ただでさえめんどくさがりのモックは国際恋愛自体全くと言っていいほど興味がありませんでした。
そもそもカッコいい要素は皆無でみじめなおもいをすることが多いです、私は。(笑)
ヨーロッパ旅行って日本では人気なようで、
新婚旅行なんかでもよく選ばれたりしますよね。
でも私は正直「え、ヨーロッパ旅行って一体何するの?」ぐらいの感想なんです。
世間との感覚がズレまくってる。
もしかしたらドイツ人の彼氏が出来なかったらヨーロッパに来ることは無かったかも。
さらに2月に来て分かったことがもう1つ。
それは旅行と生活は全然違うなって。
当たり前なんだけど痛感したのです。

ツェレという町
というのも、生活するとなれば避けて通れないのは英語。
彼とは基本日本語で会話しているけど、彼の友達や家族とは容赦なく英語です。
しかもドイツ人(特に若者)は英語がめちゃくちゃ上手い。
2月に来た時にはさっぱり聞き取れなかった。
旅行では今日はもう英語話したくないなって思えばそれも可能。
でも生活では嫌でもなんでも会話しないといけないシーンが多すぎるんです。
まして彼の友達や家族だからね、失礼な態度はとれないし、会話下手やな~英語下手やな~とか思われるのも嫌という変なプライドまであるから手に負えない。。(笑)
そしてそこに追い打ちをかけるのは
パーティー、パーティー、そしてパーティー。
他の国はどの程度か知らないけれど、
ドイツ人はパーティーが大好き。
モックは日本にいてもひとりで本を読んだり勉強したり物を作ったりしている時間が圧倒的に多い。ましてパーティーなんて。
しかもドイツのパーティーって日本でいう「タコパしよーぜー」みたいなやつとは規模が違う。
ホームパーティーであるにも関わらず入れ替わり立ち代わり何十人もの人がやってくるらしく“友達の友達の友達”とかもはや主催者も初めましての人が普通に沢山参加している。
つまり参加者全員にとって初めましての人がぎょうさんいる集まりってこと。
ちょっともうこの時点でついていけない。
さらに皆はお酒を飲んでいるし、もちろん会話はドイツ語か英語。
ね、
試練でしょう。
この話をオープンな日本人にすると「え、面白そうじゃん」とか言われることがあるんですけどね。
私の答えは今のところ、いつもこうです。
「いいえ、全く」

オーストリアの有名なウエハース
何故ドイツに行くの?
なんだか文章からカビ臭いにおいでもしてきそうなほどネガティブですね。w
先に少し書いたけれど私は来春からワーキングホリデービザを取得しドイツに住むことを検討中。じゃあそんなに辛いのにどうしてドイツに来たいの?ってね。
1番の理由は彼がいること。
これは2月に初めてドイツにやってきたときと同じ。
私が好きになった人は残念ながら遠い遠いヨーロッパドイツの人でした。
私か彼かまたは2人ともが住む場所を変えないと一緒に住むことは出来ません。
では何故彼では無く私が住む場所を変えドイツに?
これは2つ目の理由になる。
私は私が苦手なヨーロッパを克服したい。
苦手なものを苦手なままにしておくのって好きじゃないし、まして自分でもなんでこんなに苦手意識があるのかイマイチ分かっていない。すごく気持ち悪い。ヨーロッパって言っても広いし、ドイツ人って言っても本当に人それぞれ。知ってる。でもまだしっかりと実感できてない。
ドイツで沢山の人と触れ合ってドイツも日本とおんなじ暖かい場所だって自分の肌で理解したい。
ヨーロッパの中にはアジア人に対する差別意識があるらしい。
少ない時間を過ごした中でももうすでにそれをいくつか感じたことがあった。
本当に辛いことだよ。
でもその辛い経験は自分がそれを他人にしないために必要なことだと思う。
痛みが分かったら今度は私が泣いてる誰かを助けてあげれるかも。
そして3つ目の理由、これは2つ目にも通じる。
それは異文化でもひょうひょうと生きれる強い自分が欲しい。
鈍感になるのではなく、
傷つきやすい自分を無くさないままで強く乗り越えたい。
沢山考えて悩んで自分の答えを集めてみたい。
そして最後に4つ目の理由
英語!!!!!!!
もういい加減手に入れたい。w
どんなカッコいいこと言ったって英語が話せなかったら不可。
本来、人の話を聞いてその話の中で新たな疑問をもって質問して理解を深めるって作業は私は大好きなんだけど、英語が話せないばっかりに会話が全く弾まない。w
本当はききたいこといっぱいあるのに(´・ω・`)
質問したいのに出来ない(しても答えが分からない)ってのは本当にストレス。
早く英語を私のものにして沢山会話したいのです!!!!!!
こうして並べてみると全然来たくなかったヨーロッパなのにどこよりも今の私にとって必要な場所に思えてくる。
っていうか苦手なことこそ今まで逃げてきた、または触れるチャンスがなかったこと。
今とうとう巡ってきた機会。
嫌なら嫌なほどにやるべきと思える。

アリのお母さんが作ってくれたロールキャベツ
まあこの先どうなるかさっぱり分からないけど、
あまり気張らず、地味に、出来る範囲で、辛いときは休みながら
なんとかかんとかやってみようと思います(´ー`)
今日こんなことを書いてる私だけど、未来の私がどんなことを言ってるのか。
楽しみだな。
とりあえず今回の滞在もゆるく楽しむぞーう。
そんなわけで今回はここまで~
―モック―