割れたカップはカッコいい/アジア人っぽい、欧米人っぽい(モック、ドイツにやってきた。その5)

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割れたカップはカッコいい

カフェに行った。
頼んだコーヒーがやってきてちょっと驚いた。
カップが欠けてる。

アリにこのカップ欠けてるねって言ったら、
「うん、これはカッコいいスタイル。みんなこういうのが好き」と。

へー。
物を大事に使うイメージなのかな。

日本だったら家でもお店でも基本的には欠けた食器で料理や飲み物を出すのは失礼な感じがする、気がする。

なんかカッコいいの基準がカッコいいなと思った。


…………。


そもそもカッコいいってなんだろう。
何は失礼で何は失礼じゃないの?

アジア人っぽい、欧米人っぽい

2016年にアメリカに行った。
出発前に相棒がミラーレス一眼を買いたいというのでカメラ屋に行き、何故か私までカメラを衝動買いしてしまった。
それ以来どこに行くにもこのカメラを持っていく。

カメラを持っていると、自分が見た景色を全部残しておきたいようなちょっと欲張りな気持ちになってシャッターを切りまくっちゃう。
だから私の場合、データの中にはなんでここ写真に撮ったん?って聞きたくなるような一見つまらないものも沢山含まれている。
忘れちゃいそうなささやかなこと程、写真に残しておきたいような気がしちゃうから。



今年の2月、初めてドイツにやってきた時。
例のごとく写真を撮りまくっていたら、それを見た彼にこう言われた。

「めっちゃアジア人っぽい」

彼は何の気なしに言った言葉なんだけど、なんだか恥ずかしいような気がしてきてそこからあまり写真を撮らないようにした。あー今写真撮りたいなって思ってもぐっと我慢。
周りのドイツ人にも同じように思われる気がして、彼がいないところでも同じようにあまり写真を撮らないようにした。

おかげで2月のドイツ旅行は極端に写真の枚数が少ない。



数か月が過ぎた今、またドイツにいる。
私は彼が隣で周りの目を気にしてちょっと恥ずかしそうにしている時ですら、お構いなく写真を撮りまくる。


アジア人っぽくても別にいいし。
ってか私アジア人だし。

ひとりで植物園に行った帰り道





一方アリ。
今年の7月に日本に来た。
京都を訪れる予定を組んでいたので、私はこんな提案をした。

「ねー私、前に買ったいい浴衣があるからそれを京都に持っていって、アリも向こうでレンタルして浴衣で京都の町を歩こうよ!!」

我ながら粋な提案。
勢いで数年前に衝動買いした(カメラといい…)高級浴衣だったけど、なかなか出番が無かったし、京都で着れたなら浴衣も成仏してくれそうだし、アリもまだ浴衣を着たことがないんじゃないかな、そんな風に考えた。
あ、よかったね~モックの素敵な浴衣姿が見れるよ、喜びたまえ~とも。

が、アリの予想外の返事。


「え~衣装を着て盛り上がってる外国人(欧米人って意味だと思う)っぽいし恥ずかしい、嫌だ。」


な、なんだと…?!

そんなつまらない理由でモックの浴衣姿を見れなくてもいいってゆーのかい。

別に派手なアニメキャラクターの恰好をして町を歩こうって言ってるんじゃないし(それを否定しないけど浴衣よりハードルが高いと個人的に思ってる)、日本人だってたくさんの人達が浴衣をレンタルして京都気分を盛り上げているし、はしゃいでる外国人と同じでもいいじゃない。
これって【浴衣が嫌いだから着ない】っていうのとは違う。
浴衣を着たいの?それとも着たくないの?


と反論したものの、まぁ何故かちょっと気持ちは分かる。

他人に1ミリも迷惑をかけないことですら、何かが【やりたい】の邪魔をする。

アリが自慢げに見せてきた寿司ホチキス
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